ホワイトニング効果を長持ちさせる!簡単ケアと歯科医師が教える秘訣

2024.11.28

ホワイトニングしてもすぐ戻らないようにするために

こんにちは。多田歯科医院、院長の多田 利哉です。
本日は「ホワイトニングしてもすぐ戻らないようにするために」についてお話しします。

ホワイトニングを行い、せっかく白い歯を手に入れた!
と思ったのも束の間。

いつのまにか、また歯が黄色くなっていたなどはございませんか???

ホワイトニングは、ホワイトニング剤という薬の働きで歯を脱色して白くする処置です。
歯を削ることがないのが最大の利点と言えますが、薬に頼っているため、後戻りが避けられません。

個人差はありますが、一般的にオフィスホワイトニングで3カ月前後、ホームホワイトニングで6カ月前後で元に戻ると言われています。

このように数ヶ月は白さがキープできるとされていますが、中にはホワイトニングから間もない時期に色が元に戻ってしまうということがあります。

今回は、ホワイトニング直後の色戻りについてご紹介します。
この記事を最後までお読みいただけると、ホワイトニングから間もない時期に色が戻る理由と、それを防ぐ方法がご理解いただけると思います。

ホワイトニング直後に色戻りする理由

そもそもホワイトニングを受けてから、数日のうちに歯の色が戻ったように感じてしまうのはなぜでしょうか?

ホワイトニング直後に色戻りする理由

主な原因は3つとされています!

  1. ペリクルの消失
  2. 慣れ
  3. タバコ

ここではその3つの原因に関して詳細を説明します。

ペリクルの消失

歯の表面は、ペリクルという唾液のタンパク質から作られた薄い膜で覆われています。ペリクルは薄いので、歯の表面についていてもみえません。
本来はこのペリクルにより、歯への着色を防いでおります。

しかし、ホワイトニングを受けると、ペリクルが消失します。
ペリクルは、唾液の成分から再生されるのですが、戻り始めるのがホワイトニングから2時間ほど、元通りになるのが24時間ほどです。

ホワイトニング直後は、ペリクルが失われる、すなわち歯のコーティングが失われるために、食べ物や飲み物の色味が歯につきやすくなっています。

ペリクルが失われることは、ホワイトニング直後の色戻りの原因のひとつです。

慣れ

2つ目の原因に「慣れ」が挙げられます。

意外にもホワイトニングを受けてから一晩経つと、白くなった歯の色に慣れてしまう方もいらっしゃいます。
あたかも、元からそのような色だったと思ってしまうわけです。

慣れてしまうと、ホワイトニングの効果が失われてしまったと感じかねませんから、慣れというのも、ホワイトニング直後に歯の色が戻ったと思う原因になってしまいます。

タバコ

最後の原因としてタバコが挙げられます。
タバコを吸うと、タバコの煙に含まれるタールが歯につくので着色汚れの原因になります。

ホワイトニング直後は、ホワイトニング前と比べて、ペリクルが消失するため、より一層つきやすくなるだけでなく、強くこびりついてしまいます。

しばらくしてからの色戻りの原因

次に、タバコも吸っていない、多少の慣れはあるものの明らかに時間が経ってから、色戻りをしたという方もいらっしゃいます。

その原因を2つご紹介します!

再着色による色戻り

多いのが、食べ物や飲み物に含まれる色素が歯につくことによる色戻りです。
食べ物や飲み物は食事のたびに歯に触れるので、色の濃い食べ物や飲み物を好む方の色戻りは、比較的早くなります。

特にワインやコーヒーなどは色が付きやすいものになります。

再石灰化による色戻り

歯の表面を覆っているエナメル質の色は半透明です。
私たちが見ている歯の色の大部分は、内部の象牙質の色です。

ホワイトニング剤を歯に作用させると、エナメル質の表面がわずかに荒れ、半透明だった色がすりガラスのような色に変わります。

この結果、象牙質の色が透けにくくなり、歯が白くなって見えるのですが、あれたエナメル質は唾液の成分による再石灰化により元に戻ります。

すると、再び半透明になり、色が戻ったように見えるのです。
これは歯科医院で受けるオフィスホワイトニングで現れやすい色戻りです。

ホワイトニング直後の色戻りを防ぐ方法

ホワイトニング直後に色戻りを起こさないようにする方法を説明します。

ホワイトニング直後の色戻りを防ぐ方法

ペリクル再生まで待つ

ペリクルは、歯の表面をコーティングしているのですが、前述した通りホワイトニングジェルが作用すると一時的になくなってしまいます。

24時間もすればペリクルが再生し、再び歯の表面がコーティングされます。
ペリクルが再生するまでは、カレー、ケチャップ、ソース、コーヒー、ワイン、緑茶などの色の濃い食べ物や飲み物を避けるようにしましょう。

また、歯に着色を生じやすくするものも要注意です。
具体的には、柑橘系の果物、アルコール、炭酸飲料、スポーツドリンクなどです。
色味の濃い食品に加え、これらもペリクルが再生するまではご注意ください。

食べたり飲んだりしたらすぐ歯磨き

食べ物や飲み物は、色の濃さの差こそあれ、無色のものはなく、薄くても歯に色がつく可能性はゼロではありません。
食後は早めに歯磨きすることで、歯の表面に色素が残らないようにするのも、ホワイトニング直後の歯の色戻りを防ぐポイントの一つです。

歯磨きできないならうがいを

外出したときの食事など、歯磨きがすぐにできない状況の場合は、少なくともうがいはするようにしましょう。

禁煙

タバコを吸う習慣のある方は、禁煙しましょう。
ホワイトニングを受けた後急に禁煙しようとしてもそれは無理な相談というものです。
喫煙習慣のある方は、ホワイトニングを始める前の時点で禁煙を始めることをおすすめします。

市販の禁煙グッズを使うのもいいですし、禁煙外来を受診するのもいいでしょう。

タバコを止めることは健康にもいいので、ホワイトニングをきっかけにタバコを吸う方は、ぜひ禁煙してください。

色のチェックと記録

歯の色に目が慣れてしまうのは、仕方ありません。
そこで、ぜひご活用いただきたいのが、歯の色見本です。

ホワイトニングをする前の歯の色を、歯の色見本でチェックし、どのような色だったのかを記録しておくのです。
そうすれば、歯の色に目が慣れても、ホワイトニングの効果を実感していただきやすく、直後に色が戻ったと悩むこともなくなります。

写真で歯を撮影しても、撮影条件によって色の見え方が変わりますから、色見本でのチェックをおすすめします。

まとめ

今回は、ホワイトニング直後に歯の色が戻る理由と、その予防策についてお話ししました。

ホワイトニングの効果は、通常3~6カ月ほどは続くものなのですが、中には数日で白さの実感が感じられなくなったというようなケースもないわけではありません。

その理由は、歯の表面をコーティングしているペリクルの消失や、水分の回復、色味の慣れなどです。
したがって、短期間での色戻りを防ぐには、ホワイトニングから24時間程度は色の濃い食べ物や飲み物を避けたり、あらかじめ歯の色をチェックして記録しておくことなどが有効です。

岡山市北区中仙道にある多田歯科医院

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